Sunday, May 29, 2011

The Camino de Santiago

昔、New Ageとか精神世界とかに ものすごくはまって、さまざまな関連の本をかたっぱしから読みまくった。
「自分が生きている意味」みたいなのを、一生懸命Searchしていたのかもしれない。

その読み漁った書物の中に Shirley MacLaineの「Out on a Limb」や「Dancing in the Light」などがあった。MacLaineが 精神世界に関する自分の実体験を書いた本。私はすっかり魅了され、すべてのシリーズを読んだ。

2000年に彼女の新しい本が出版された。「The Camino: A Journey of the Spirit」。
これは 彼女がSpainにある「The Camino de Santiago」という有名な巡礼の道を一人で歩いたという、体験の話を書いた本だった。
もちろん その本も買って一揆に読んだ。

3年前に大学で「Travel Writing」というクラスをとった時、自分のPresentationの資料としてこの本を数年ぶりに本棚から抜き出した。

そして今年、Mr. HubbyがNPOの会社の Documentary film製作に関わることになった。
その名も「The Camino de Santiago」。
Lydiaという女性が、2年前に この巡礼の旅を行い、その体験があまりにもすばらしかったために、これはDocumentaryを作らなければならない!と、1年前にCamera Crewを引き連れてSpainに戻った。
沢山のFootageを元に これから編集をしていく。
LidiaはAmerica中を飛び回り 必要な製作費の寄付金を募っている。
どうしても人々にこの巡礼の旅を紹介したい、という情熱が このProductionを進めている。

Shirley MacLaineの書いた「巡礼の旅」は 本当にあったんだ、と思った。

LydiaのDocumentaryとは別に、今年の9月に Martin Sheen 主演、息子のEmilio Estevez監督の映画、「The Way」が公開される。息子を亡くした父親が、その息子が歩いた「The Camino de Santiago」を自分も歩く、というドラマ。

なんか Caminoの巡礼の旅が、私の「My interest」になっている今日この頃。

LydiaのDocumentaryは、すべて集めた寄付金で製作されているけれど、沢山の人がVoluntiaでかかわっている。
私も、6分間のTrailerの日本語訳を Voluntiaで行うことになった。
なんて 不思議なめぐりあわせなんだろう、と思う。
縁て、本当に不思議。

ちなみにLydiaは Shirley MacLaineやMartin Sheenにも 寄付金を願う声をかけているとか。
Shirley MacLaineは この企画にのってくれるんじゃないの!!?と思っていたけど、今のところ返事は何もないらしい、、、。

LydiaのDocumentary:
http://www.caminodocumentary.org/index.php

The Way:
http://www.imdb.com/title/tt1441912/


いつか この巡礼の旅、私もしたいな。
人は自分探しの旅を止めることはできないんだな。
永遠にそのSearchは続くね。

Sunday, May 22, 2011

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Commented by Lisa D. on my last blog:

”結局は「自分の生き方」なんだよね。周囲との関わりの中でそのつどReactingしてブレてしまうのではなくて 自分のcoreを大事に生きる事の大変さと潔さ。” 


すべては自分、始まりも、終わりも。
「これが私の行き方」と決めたら、それを通す強さ、持ち続けたいね。

Sunday, May 15, 2011

夫婦とはなんだ?

最近 夫婦とはいったいナンなのだろう、結婚とはナンなのだろう、とよく考える。
結婚6年目を迎えたばかりのMr. Hubbyと私にも 大波小波が何度も押し寄せて来た。
理想的な結婚像や 理想的な夫婦像を描いた生活を送っているわけでは、決してない。
「もうがまんできねえ!コイツとは 永遠にオサラバだぜ!」と思っても、何故 ほんじつもめでたく ヤツと一緒にいるのか。

71歳にして、別れた女性を追い掛け回して逮捕された内田裕也。記者会見をした妻、樹木希林の記事を読んで、さらに考えさせられた。
結婚して1年たらずで、内田裕也の暴力が原因で 別居。以来、現在に至るまで、別居状態。その間、内田裕也はいろんな女性関係を持ってきた。妻である樹木希林も承知状態。そして 今回の警察ざたで逮捕。普通の女性なら、暴力を振るわれ、別居した時点で、または 数々の女性遍歴が明らかになった時点で、「離婚」となるはずなのに、なぜ、樹木希林は離婚をしないで、自分が68歳になる今まで別居生活を続けてきたのか。
「女の意地」なのか、と最初思った。
他の女性と絶対に結婚させない、という最後の抵抗なのか、と思っていた。

今回の夫の事件で樹木希林は、乱れ、泣き崩れたり、怒りを表したりすることもなく、淡々と記者会見を行った。もう腰は据わっている、という感じで。
その時の彼女の言葉が胸に刺さった。

「純なものがひとかけら見えるから。家族構成が変わることは考えられない。籍を入れた責任上、どうするかを考えたい。自分だけ保身で、夫だけ奈落の底に落とすことはしない。自分の仕事に影響があるのは当然だと思っています。覚悟しています」。
そして やはり 離婚はない、という。

人それぞれ個人の生き方や選択が在るけど、ひとつの夫婦のあり方、ひとりの女のあり方を見た気がした。

いくつになっても 純粋なものがあるから 男は 弱いのかね。
それを 女がどしんと構えてあげなきゃいけないのかね。

物語や映画に表現される男のヒーロー像とか、たくましく守ってくれる強い男像、というのは 弱い男たちの策略によるBrainwashなのか。
女はいつも身体的にRescueされる立場で描かれるけど、男を精神的にRescueしているのは女だと思う。
それは女の中にある母性からなる愛情なのか。

とにかく、男と女の関係って 不思議でならぬ、と思った一件です。




Reference:http://tv.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=582304

Saturday, May 14, 2011

もう5月なんですけど!

この間 仕事の帰りのエレベーターの中で会社の人に、「Why are you wearing like this is in a middle of winter!?」って驚かれた。
そう、私は12月や1月の時とまったく同じマフラーをし、ダウンのジャケットを着、内側がカシミアの皮手袋をはめて ビルの外に出る準備をしていた。
「I know!!  Isn't that ridiculous???」

もう5月も半ばともなっているのに、この寒さはいったい何???
去年のポートランドの夏はそうとう短かったけど、今年はまたさらに短そう、、、。