麻央さんが亡くなった。
その日が来た。
ニュースなどを読んでいて、長くはないんだろうな、と思っていた。
いつも希望を失わないで、頑張って生きる望みを持ち続けていた。
どこかで諦めてしまっている部分もありながらも、そんな自分に気づく度に、その思いを振り祓い、ポジティブになろうと努力していたんだろうと想像する。
考えたよ。
もし彼女が、ガンの告知を受けた日から、ステージ4と言われた日から、完全に食生活を変え、歌舞伎役者の妻という役目、歌舞伎界の全ての仕来りに関する妻としての責任という物から離れ、普通の一奥さん、一お母さんとして、大事な家庭だけを築いていく事に専念していたら、愛する子供たちとフルに生きる事を選択していたら。
手術を繰り返し、抗がん剤治療を受け、体力が落ち、最後の1年を病院のベッドで過ごした(ニュースで知る限り)。 思うように子供達にも会えず、外にも出る事もなく。後の話になるけれど、それは「延命」をしていただけで、自分の最後の時間を「フルに生きる」という事になっていたのだろうか、と考える。
もしも、告知された日から Fuck it! と、自分の事を第一に考え、自分を愛するライフスタイルに変え、子供達とフルに毎日を生きる選択を取っていたら、もしかしたら、抗がん剤治療をするよりも、もっと長く生きていたのでは、それが延命になっていたのでないか、と考える。
遅かれ早かれ終わりは来る。
その終わりを宣告された。
じゃあ、それまで 思うように生きさせて頂きます、とダンナや家族に宣言し、一切のストレスから自分を切り離していたら。
最後の日が来るまで 子供達と元気に 日々を思いっきり楽しくフルに生きる!というスタンスに変えていたら。
その方が 悔いがなかったのでは。
そんな思いが私の頭を駆け巡った。
アメリカもそうだけど、ドクターの勧める事を信じ、多くの人がドクターに任せ、勧められるコースを辿る。それがベストなのだと信じ。良くなるんだと信じ。
またまた考えさせられたよ。
Tyler Henryを見ているから思う::
真央さんのスピリットは 心と体の痛みから解放され、今はハッピーなソウルでいる事でしょう。
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