Mr. Hubbyと家の前の通りに立っている。
通りの先の方で ものすごい喧騒が聞こえる。
走っている何人かの声が近づいてくる。
私達を探しまわっている恐ろしい奴ら。
急いで家の中に入って様子を見る。
その男たちが私達の家の中まで入ってきて、ある部屋に居た私達をついに見つける。
Mr.Hubbyが一人の男に立ち向かい 武力で床にねじ伏せる。
それを見たもう一人の男が私を捕まえようとする。
その瞬間銃が2発発射される音が部屋中に響く。
私を捕まえようとした男が 床にに倒れる。
男が倒れたその背後に見えるのが、銃を持ったMr.Hubby。
「いつの間に銃なんか持ってたんだ。」と驚く私。
この連中が探しまわっていたのは Mr. Hubbyなのか、と状況がわからない私が思う。
そこに リーダー格の男が部屋に入ってくる。
手下を撃たれた怒りに 取り返しのつかないことをしてくれたね、というような態度で 銃を持った手を振り上げる。
その鉾先は私に向けられている。
この男の銃はおもちゃのように小さい銃だ。
私に壁に向かって立て、と銃で促す。
戒めとして 私を殺すと、Mr. Hubbyを脅かす。
どうしようも 動けないMr. Hubby。
私は 「ああ これで私はお終いだな」と感じている。
私は殺される。
怒りで目がぎらぎらとしているこの男を誰も止めることができない、と感じる。
言われた通り 私は壁に向かう。
銃が私の頭のすぐ真後ろまで近づく。
もう終わりだ、死ぬんだ、とまた感じる。
その瞬間、引き金が引かれる。
銃が発射される音が聞こえる。
弾が私の頭のど真ん中に入り込む。
一瞬 痛い、と感じるが、その次の瞬間は感覚を失う。
「ああ、長い強烈な痛みで苦しまないんだ」とホッとする。
弾が頭の中に入っていく。
脳みそに入り込み、脳みそがその衝撃ですごい音を立ててうごめく。
そして 頭蓋骨の中で、破裂する。
その破裂するうごめきを感じている私。
「これで死ぬんだ」と思う。
背中で なす術もなく 呆然と立ちすくむMr. Hubbyを感じ、後ろ髪を引かれる思いだが、次の瞬間 心を決め、現世の後悔をすべて開放する。
そしてすべてが暗くなる。
No comments:
Post a Comment