Wednesday, February 4, 2015

US Bank

先週US Bankから突然電話があった。
一回会って、私のAccountをAnalizeして、これからどうimproveしていけるかを 話しましょう、と言う。
銀行のセールスか、と思った。でも、声に覚えがある。
ちょっと 弱く、細く、ゆっくりしとした口調。
あ、あのオバちゃんだ。
思い出した。1年か、2年前に 近所の支店で、何の理由だったか このオバちゃんのデスクに座り、私のSavingのAccountについて 話をした事があった、あのセールスのオバちゃんだ。
定年まで後数年、ダンナはもうすでにRetireしていて、孫が3、4人いる、てな風に見える ちょっとよろよろしたオバちゃんだった。この年になっても、こんなとこで頑張って働いているんだ、と勝手な想像をし、偉いわー、なんて思った事を 思い出した。
このオバちゃん 電話の向こうで、「I wanna help you.  Let's sit down together and find out what we can do.  Let's set a date and time.  How about next Tuesday?」と アポを設定しようとする。
普通なら、必要ござんせん、とぶっきらぼうに断るところだけれど、彼女だとわかると、Noと言えなかった。こうやってアポを何件取ったかが、オバちゃんの成績につながるんだったら、別にアタシの30分くらい、くれてやってもいい。最終的に何か押し売りをされても その時に断ればいいさ、と思った。
さて、アポの日、仕事を終えて 例の支店に入っていくと、彼女が私のファイルを広げて待っていた。1枚の書類だけが入っているフォルダーがデスクの上にきちんと置かれていた。 ちなみに 当日のドタキャンもできなかった。オバちゃんが待っていると思うと、、、。 そう考えると、ある意味 オバちゃんてすごいかも。

オバちゃんは例の弱く弾力のない声で、話を始める。最初は はいはい、という感じで 右から左の態度でいたけど、彼女がもうUS Bankで15年働き、どんなに自分の仕事が好きで、顧客に対してもついつい母親の目線で対応してしまう、と言う。家を買う事なんか、夢のまた夢、という家族をサポートし、その家族がついに念願の家を買った事、そしてその後 その家族が経済的な窮地に立たされた時も、家だけは手放さいですむようにサポートができた事は、自分の一番の喜びだった、という話をし始めた時は、なんか 引きこまれていく自分がいた。 とってもGenuinに感じた。彼女の目がとても真剣に見えた。

ま、とにかく、話は早くすませて、お暇しよう、と思っていた。 そうすると、オバちゃんはあるプランの話は始めた。毎月、CheckingからSavingに$25の自動振替を設定し、1年後にゴールに達すると$50のVisa cardがもらえ、そのまた1年後に、まだそのゴールした金額を維持していると また$50のVisa cardがもらえると言う。
あれ、アタシもうすでにその$25自動振替私やってるんだけど、$50のVisa cardなんてもらったことない。同じプランなの?と聞いてみると、オバちゃん、ハッと目を見開き、アタシのアカウントを再度チェックし始めた。「Yes, you have that set up but somehow the offered plan is not implemented right...!   I have no idea who set it up but I apologize...!」と、あたふたしながらアタシに言う。
ていうか、自分やん、その自動振替勧めたの、と心の中で思った。ほら、1、2年前に最初に会った時!  でも本人にはそれは言えなかった。あまりにも彼女があたふたしていたから。

オバちゃんは 考えていた。そして アタシに、今日、ある金額をCheckingに移し、そのプランをきちんと設定し直し、明日、毎月$25自動振替される5日の前日、移した金額をまたSavingに戻すと、「ゴールにリーチした」という読み込みになるから $50がもらえるようになる!と言う。
REALLY...!?
オバちゃんは真剣な顔をして頷く。

という事で、アタシは今日、何の期待もしていなかったこのMeetingで $50稼いだ。少なくとも 貰うべきだったRewardを 改めて きっちり貰う事になった。

Bankから出て来た後、すごく不思議な気がした。なんだったろうこのオバちゃんとの出会い。あの電話を受けたアタシ。

3カ月後に、このオバちゃんとMortgageに関するMeetingをするようアポを取った。
家を買うなんていう スタート地点の立ち位置にも立っていない、っていう話をしたら、
「Not necessarily」と言う。
不思議なオバちゃんだ。もしかしたら このオバちゃんとタグを組むと、初めての一軒家購入も、夢ではないかも、何て思ってしまった。

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