今日 日経ジャーナルで、日本の薬剤の価格に関する記事を見た。
癌細胞を攻撃すると言われる日本発の「オプジーボ」という薬。
2014年に皮膚がんの一種に、2015年に肺がんの一部に健康保険が適用されるようになったと。
かなり進行したり、再発して手術不可能なケースなどが 保険の対象になる。
この薬、20㎎1瓶が15万、100㎎1瓶が72万。
「肺がんの場合、薬剤費は体重60㎏の患者で1回130万円以上かかり、年間で薬3460万円にも上る。」
なんでそんなべらぼうな価格なわけ!!!??
原料はいったい何?いったいどうやったらそんな価格になるわけ?
どういう原料を使い、どういう製造過程を通り、どれだけの経費がかかっているのか 具体的な明細を見せてくれー、と思った。
しかも 悪性だったり、末期だったり、どうしようも手の施しようもない患者にしか保険が使えない。
って、いったいどういうこと!?
薬の開発って、金儲けの前に、人助けが根本にあるんじゃないの?
めっちゃナイーブな人になってしまうやん、アタシのこんなセリフ。
まだ初期の段階の患者は保険が効かないから なかなか手が出せない。でもお金のある人は(または貧乏人は借金をして)払う。
弱く、絶望的になっている末期の患者は 藁をもすがる気持ちでこの薬に頼みをかける。医療保険て、一体どれくらいのCoverageなのか知らんが。
喉頭がんにかかった父親を思い出したよ。
当時横浜に癌に有名な医師がいると聞き、点滴を受けに飛行機にのって行ったよ、2、3回ほど。
私はただ何もわからず父親に付き添っていただけだけど、 あれ、一体いくらかかっていたんだろう。父親の命を助けるために いいと聞くものは何でもトライしていた。多分プライベートな癌クリニックだったから 保険なんか使えず、いい値を払っていたんだろう。本当に思い出すと辛いよ。
私は自分が癌になって 沢山資料を読んだ事によって 別の知識を得る事ができた。「選択」することができた。
皆言われるまま、病院で「癌治療」をしていると思うと、本当に切なくなる。
私の信じている持論が正しいかはわからないけど、毎日野菜ジュースを飲めば直るとは断言できないけど、でも病院に勧められる「治療」を受ける前に、自分で癌ってなんなのか勉強してほしい。癌の習性や繁殖の条件、好きな環境、嫌がる環境はなんなのか。身体が戦う力を持っている事を理解してほしい。その戦力を高めるのが 新鮮な食物であり、砂糖や添加物や精製食品では無い事を知って欲しい。
放射線治療とは 抗癌剤治療とは身体にどういう働きをし、身体の細胞はどういう風に影響を受けるのか。それこそその「オプジーボ」という薬の事も ようく資料を読むべき。130万円の価値があるのか。
それらの治療を受けているだけの受け身な患者になるのではなく、その働きを知り、そして同時に自分が口にしているものをしっかり理解してほしい。身体の細胞の働きをサポートする栄養を入れているか。Immune systemのパワーを最大限にする栄養を入れているか。
私も自分自身現役実行中だけど、
癌治療をしていた父親にも、あの当時 もし私が今のように少しでも知識があれば、サイドでもっとサポートできたかもしれない、と考えてしまう。
発見が遅かったとされた母親の癌も、もしかしたら まだ手遅れではなく、出来る事があったんじゃないか、なんて事も思うよ。
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