うちの近所にあるZama Massageっていうとこ。
7月の退社の時に貰ったギフトカードを持って2週間前に初めて行った時に なんと200ドル入っている事がわかり、もう一回行けるじゃん!という事で 昨日行って来た。
一回目は「Remedy Hot Stone Signature Massage」というのをやった。温めた玄武岩の石を使ったマッサージ。これは固く張った筋肉のコリが溶けるようで、とっても気持ち良かった。
さあ、今回は何にしようとZama Massageのウエブサイトに行き、色々メニューを見てみた。せっかくもらったギフトカードだから、自腹だったら行かないところをトライしてみたい。それで目に留まったのが「Detoxifier Signature Massage」。これはCuppingが含まれている。Cuppingと言えば、Gwyenth Paltrow。なんかのRed Carpetの時に、Skimpyなドレスに、まん丸のアザみたいなのが背中に丸見えで堂々と登場した彼女の姿が忘れられない。どーしたん、Gwyneth?? Physical abuseか?Tattooにしてはやりすぎやろ、と思ったのを覚えている。
実はこのCupping、中国の古い医療法らしい。昔は竹とかを使っていたとか。血管やリンパにある不純物を身体から排除し、免疫システムを向上させる働きがあるという。よし、これをやってみよう。なんかどんな感じかわからんが、興味は大いにある。効果も抜群のようだし、あのまん丸の痕もGwynethがあんなに堂々と外をウロウロしているくらいだから 私も平気。
ウェブサイト上でブッキングをしようと時間とセラピストのリストを見ていた。前回はCourtneyだったな。彼女良かったからまた彼女でもいいか、と思いながらCourtneyを選び、ブッキングのプロセスを進めていた。すると、インターネットのせいかなんか、突然ページが進まなくなり、また元のセラピストを選ぶページに戻ってしまった。What just happened??と思いながら 再度Courtneyを選ぼうとしたら、自分の希望する時間帯からCourtneyの名前が消えていた。What the F? 残る選択はLeah。彼女の履歴を読むと15年のキャリアがある。15年のキャリアは信憑性があり、いいマッサージが得られるだろうと思い Leahでブックした。
Cupping、気持ちよかった。痛みはなかったけど、カップに肉が吸い込まれる時、ちょっとビリビリっと電気が走ったような感覚がした。最初の10分くらいこのCuppingのトリートメントが行われて、そこからはDeep tissueのマッサージに入る。ちょっと強めにお願いします、と言ってあったので、本当にDeep!だった。意識は寝ているのと目覚めているステージの中間に浮かんでいる感じ。この中間の場所で 自分が起きている意識の中で考えている事と、寝ている中で見ている夢との区別がつかなくなる。
その状態の中で、意識して思った事が二つある。
一つは、会社の人たちがPitch-Inして皆でギフトカードを買ってくれた事に対する感謝の気持ち。辞める私に皆がお金を出してくれたという事実に 改めて彼らの気持ちがありがたいと思った。
もう一つは、人の手のひらのパワー。私の身体に走るLeahの手が温かい。マッサージは何度も受けているから当たり前にわかっている事だろうに、昨日はその温かさをすごく感じた。そして同時にエネルギーみたいなものが彼女の手のひらから 私の手のひらにトランスファーしているように感じた。やっぱり手はヒーリングするパワーがあるんだ!と確信する気持ちにななった。痛いところにとっさに手をやるのは、そうする事によって痛みが和らぐから。その手は他人の手であっても同じ。私たち人間にちゃんと備わっているパワーなんだ!マッサージにもうちょっと頻繁に来れたら、もっとこのヒーリングパワーの効果を得られるのに! なんて事を考えていた。
75分のマッサージはあっと言う間に終わった。まるで10分しかたっていないかの如く。
Leahが私の枕元に立ち、慌てないでいいから ゆっくり起き上がって着替えてね、と言ってくれた。まだ虚ろな私はOKとうなづいた。ここからが凄い。Leahが全く予期せぬ事を言い始めた。
「I heard someone calling your name during the session.」
ハ?
「Very masculine, very fatherly person, constantly calling your name whole time.」
...........。
「The pronunciation of it was not English. It was other language. It was like...」
Leahがどんな呼び方だったか再現しようと私の名前を繰り返した。
「He was very fatherly, and calling your name very loving way.」
ちょっと泣きそうな気持ちになってきた。
胸と喉が締め付けらるような感覚になってきた。
「Is your father still alive, or passed away?」
「Passed away...」涙が盛り上がって来る。
「I think that was your father.」
その一言で一気に崩れた。ベッドにまだ仰向けに寝たまま、そのまま号泣。
それと同時にLeahも泣き始めた。
「He was here whole time. Calling your name so lovingly. I said if you need to say something you need to say in English. He didn't say anything but just calling your name.」
これマジで起こってんの? ていうかなんであんたも一緒に泣いてんの?
と思いながらも波だが止まらない。なんとも不思議でなく、全く受け入れている自分がいる。信じている自分がいる。本当にお父さん 来てたんや、って。
手術の後のある夜夢を見た時に、「お父さん、お父さん!」と呼び続けている自分がいたのを思い出した。あの時の私に答えてくれたんだ、と思った。
いつもちゃんと見守っているから。そばにいるから、と証明してくれたような気がした。
私を安心させるために、来てくれたんだ、と思った。
Leahが部屋を出た後、ゆっくり起き上がり、服を着る。
こんな体験初めて、、、。こんな事私に起こるなんて、、。
しかしLeahは何者??? こういう事よくあるのかなあ彼女。今思うとブッキングもLeahになるよう仕向けられてたのかしら、なんて思ったりして。
部屋のドアを開けると彼女が水を持って待っていた。
「I wanna give you a hug.」
彼女が心臓と心臓を合わせるようにと促し、お互いの左胸があたるようにハグをした。
長く深い深呼吸をしながら。
LeahにそいうMedium的な能力があるのか、こんな事しょっちゅうあるのかと聞くと それほど頻繁ではないけど過去に何回かあった的な答えだった。そんな大げさな感じ全く無し、、、。
Tyler Henryに会いたい!といつも言ってた私だけど、その体験をちょっとかじったような気分、、、。
とにかく、心も身体も癒されたマッサージだった。
P.S. Cuppingの痕、こんなんになりました。どれぐらいで消えるんでしょう、、、、。
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