Tuesday, October 24, 2017

"Risk has its own reward"

仕事を辞めて約3ヵ月、平和にのんびり過ごして来た。
旅行に行ったり、オンラインのクラスを取ったり、英語の勉強したり、写真を撮りに行ったり。シアトルに4回も行ったしね。
夏を楽しんで、秋を楽しんで、「ああ~ 気持ちいいぃ~」という日々を過ごしていた。

そりゃあ まあ 心の片隅で、そろそろ仕事を探し始めた方がいいのかも、とか、Savingからどんどんお金が無くなっていくぅ~、とか そういう心配はあったけれども、「なんとかなるさぁ~」を被せて 良しとして来た。不安感は時として盛り上がってくるけれど、大丈夫と思える変な感覚。アタシこれからどうなるんだろう、と思いながらも、次の瞬間に どうにかなるさーと思える自分がいた。

そんな中、先週、元職場から連絡があった。
私の後任で入った人が退職してしまったので、次の人が見つかるまで 急遽臨時でヘルプに来て欲しいと。

何この展開?

人生ってホント面白いね。
また予期せぬ事が起こり始めたよ。

皆が困っているから助けてあげたい気持ちは人情として起こってくる。
特に私はそういうのにNOと言えないタイプ。
しかぁ~し! 同じ条件では 戻れぬし、戻りたくない。辞めた意味がないではないか!
現在特別何か職に就いているわけではないからと言って、ハイハイいいですよー、と言うわけにはいかない。
困っているから、とほだされて 引き受けるのも違う。私のこのGuiltyにやられる性格、いい加減に変えなきゃいけない。

私がどう思うかを大事にしなければいけない!
I should know this by now!!

そりゃあ、「あ、お金」とは思ったわよ。
でも いかんいかん、ただ単純にお金に走っていたら 元の木阿弥ではないか。魔のスパイラルにまた自ら足を突っ込む事になる。

自分が精神的に負担にならない程度の日数と仕事の内容なら。
そして、自分の存在価値に見合う報酬であるのなら。そこを考えなければいけない。
その条件を受けてくれるなら、頑固に拒否する理由もないし、充分納得した上で引き受ける事になる。

という事で、先方に条件によって考えてみます、という返事をした。

そして昨日 オファーが来た。
報酬は私が最低これだけは頂かないと、というラインを引いていた所の金額だった。
「お、さすが」と 最初はそう思った。
報酬意外の条件も承諾されていた。

一瞬これで引き受けようかと思った。
でも、なんかが府に落ちない。
なんかここですぐYesと言う事に 自分で納得がいかない気がした。
言えばこれは「普通の金額」、「当たり前」の金額、向こうの「言い値」なわけ。
なんかこの向こうの言い値を、しかも私の最低ラインとしていた金額を、二つ返事でAcceptする事に引っかかった。

考えた。
私が本当に「納得のいく」金額を提示してみるべきか。
その時に、私の心に飛び込んできた二人の人の言葉を思い出した。

一人は、「Million Dollar Listing」の中に登場した不動産屋の人:
"Risk has its own reward."

もう一人はLinkedInで見ていたPhotographyのLearning Courseで紹介された言葉:
"You are not going there to get a job.
You are going there to present what you do....there it is.
And you walk away.
There is power in that.
There is confidence in that."
by Bryan Cranson

つまり、自分のStanding pointをClearにExpressする事。
相手が受け入れるかどうかは、わからない。でも大事な事は、自分がこうである、というはっきりとした意志を見せる事。それにはリスクがあるが、何事もやってみなければわからない。やって見なければ それに対するRewardもない。

私のCounter offerが受け入れられなくても、失う物はないし、だからこそNegotiationという物があるわけだし。

先週末のシアトルの旅を思い出した。
何もかもが思い通りに、全て上手く行って、気持ちが良かった。
それを考えた時、ああ やっぱり私は導かれてるし、守られてるな、と妙な確信ができて、変だけど、決断のBackupになった。

私の為になる事しか起こらない。そう思うと気持ちが強くなった。

という事で 今朝自分が納得する、でも無茶苦茶じゃなく、ちゃんとフェアなCounter offerを出した。相手にどう思われるかと気にする自分を 頭から削除して。
I had to do it for my own sake.
私にとって、この行動をとる事自体に 意味があった。

そして その数時間後、私のCounter offerが承諾されたという返事が来た。

頭がふーっと軽くなった。
なんだろ コレ。
不思議な感じ。
やって良かった、、、。

9年間 しんどい思いも我慢して頑張ってきた。一生懸命働いてきた。それが今、私のValueと変わったんだと感じた。まさか自分がCounter offerを出せる立場になるなんて。

人生ホント面白い。
私はまるでSabbaticalの期間を取っていたかのよう。
また期間限定だけど、オフィスに戻る事になるなんて。

ま、これから年末でお金も必要になってくるから、私にとってもいい助けになってよかった、という事だね。








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