Sunday, March 6, 2016

What just happened?!?!

2月20日から27日の一週間、なんか不思議なパワーの渦の中にいたような気がする。

私の愛車 Nissan Murano。
2012年9月に中古で買ったこの車、何回か修理に出していて、去年の9月なんかほぼ$2000の支出の修理をした。
そして、その後、「Check Engine」というサインのライトが点いた。あの$2000の修理の後、これが点くかあ? 修理に出した近所のShopにもう一度行って文句を言ったが、ガソリンを入れるタンクのキャップが緩いだけだよ、と言われ、おっちゃんが締め直したら 点灯していたサインが消えた。なんだそれだけかい、と思い、そのまんま引っ返して来たら、また数日後に点灯。
もう無視。見ないことにしよう。もうこれ以上金銭的にDealできんっ、と放置をしていた。

今年の2月、ライセンスのタブが切れるという通知がきて、廃棄ガステストに行った。
そうすると、あの「Check Engine」というサインのライトが着いているので パスできない、修理して出直しておいでと言われた。「うっそーぉ!」
もうこれ以上無視は通らないというわけね…。

その4日後、2月20日 BeavertonにあるNissanにMuranoを持って行った。もうあの近所のShopに行かん!
事情を説明して、修理の見積もりを見せてもらうと ほぼ$400。がつーーーーーん。
もう直してもらわないと 新しいタブの更新できないから 選択肢なし。ほとほといやんなっちゃったよ、Muranoに修理代をつぎ込むの。通算ほぼ$3000を払ってきたことになる。
2003年製なんで、もう 古いっつったら 古い。これから もっといろんなとこガタが出て来るのは目に見えている。新車は無理としても、もうちょっと年代の新しい車に買い替えるか、と思い始めた。
台車で出してもらった車がNissan Rouge。Rougeもいいじゃん、と思いながら家に帰ってきて、Murano、Rougeの中古の値段を調べてみた。
Rougeの方がMuranoより ちょっぴし安いのね。ていうか、Nissan他に何があるのよ、と調べ始めると、Jukeというのが出て来た。見たことない。新しい車種か? ちょっとコンパクトだけど、かわいくね? これって 中古だといくらくらいなのかしらん。

インターネットで中古のJukeを見ていると 2011年の黒のJukeが$12000で出て来た。見たことない車だけど、ま、試乗してみてもいいかも、と思い そこのDealerのWebに自分の連絡先を書いて送ってみた。するとすぐさまそこのDealerから電話がかかってきた。翌日の日曜日、21日、見に行って試乗だけしてみてもいいか、という軽い気持ちでアポを取った。

そしてその日曜日、アタシはJukeに乗って家に帰ってきた。そう、買っちゃったのである。

そのDealer一件だけ。どこも見て回ることなく。決めちゃった。

NissanからMuranoの修理が完了したので 月曜日に取に来ていいと連絡があった。
どうすんのMurano。
Muranoの下取り価格は$500(!!!)と言われ、「Hell no!」と断った。Mr. Hubbyは We can sell it way more than $500 on Craigslist、と確信を持って言う。私は、「ほんんまかいなぁ!!」と超不安。でも$500はいくらなんでもないやろっ。

アタシ、今車を2台持っている状態なんやけど、、、。大丈夫か?
ホンマ売れんの、Murano??? ていうか 売らんとやばい。
まずは 廃棄ガスをパスすること。

24日の水曜日に Muranoを再び廃棄ガステストに持って行く。頼むで。これでパスしなかったら アタシは倒れる。
$400の修理が効いてパスできた。$140ほどのタブ更新料を払い、新しいスティッカーをその場でもらった。よっしゃ。その後 洗車に出し、キレイに外側を拭き、中も拭き、掃除機をかけてピカピカにした。Craigslist用の写真がかなりイイ感じで撮れた。

26日金曜日の夜、Craigslistにアドを載せた。全く同じ年代、車種、カラーのMuranoが$7500で出ている。それはちと高すぎやろ。最初は$6000から始めるか、と言っていたけど、最終的に$5500から始めることにした。渋っていつまでも抱えているより、早く売ってしまいたい。Bluebookの査定によると$2000から$4000と出ていた。$5500から始めれば、値切られて$4000まで下げても 良しとできるやろ、という計算だった。
しかし、売れるのか。本当に電話かかってくるのか。いつまでも売れんーーーと 嘆くような状況になったりしないだろうか、という不安で一杯だった。

27日の土曜日の朝から 電話やText messageがガンガン来た。「おおおーーーー。めちゃ反応あるじゃんっ!」

実際見に来たのは Pierというおっちゃん。いろいろ質問してきて、車チェックして、エンジン見て、その後、自分のメカニックに見せたいとか言い始め、面倒臭いなあとか思っていたんだけど、$4000なら買うと言う。
$4000かあ、、、。
そこにAntonyという男から電話が入り、今向かっている所という。「今一人見に来てて、その人が$4000で買うと言ってるんだけど」と正直に状況を言うと、「いや、待ってくれ。ボクは$4500出す」と言う。まだ見てないのに。
$500でも高く買ってくれる人がいるんなら待つ、とPierに言った。
そうすると、なんとPierが「じゃあボクがオークション式にもっていってあげる」と言う。
何が起こるのかと思いきや、Antonyが登場して、彼がMuranoをチェックし、試乗した後、$4500とオファーしてきた時、このPierが「$4600」とBidしてきた。するとAntonyが「$4700」とノッくる。Pierが「$4800」と言う。Antonyが「$4900」。Pierが「$5000」。そのやりとりを傍で見ている私のナーバス度はガンガンと上昇して行く。What is happening???!!

Antonyが「$5100、This is all what I can do」と最後のBidをかけて来た。Pierは躊躇の様子を見せる。どないすんねん、自分!?
「Ok, you can have it.  I don't think I can pay that much」とPierが引き下がる。
えっ、、、?
「Ok, Deal」
「Deal」
$5100でAntonyに落札。
もうアタシは震えが止まらなかった。
速攻Antonyと書類手続きをし、現金を受け取る。
現金数えているとMr. Hubbyもナーバスだったのか、「金額が合わん!」と何度も数えてる。もうはよしいやっ!
$5100と言っていたが、結局数えると$5000しかなかった。Antonyはそれしか持ってないと言う。「もうええわっ。早よ終わらそ!」と$5000で承諾し、タイトルにサインをし、取引を終了させた。

Antonyは連れて来ていた家族と共にMuranoに乗って去って行った。

そしてPier。あんた一体何者なん??? Where are you coming from??!!

What just happened??

朝方降った雨で 助手席のドアにあった傷を直す素人の下手なペイントも すっかり誤魔化され、誰もそこを指摘する人はいなかった。

なんか 物凄いエネルギーが働いていたような不思議な出来事だった、、、。
あっと言う間に あんなに売れるか心配していたMuranoが売れた。しかも 今までMuranoにつぎ込んで来た修理代合計と、Jukeに入れたDepositと、プラス Extra$1000が現金で手元に。

アドを出した次の日に売れるとは思ってなかったから シミになっていたカーペットを掃除しようと友達にカーペットクリーナーを借りる予定をしていたけど、「あれ、もういいわ」と連絡。「もう必要なくなった...。」「えええーーー?はやっ!」




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