Thursday, April 7, 2016

オレゴン ワイン カントリー

日本から家族や友達が来たら 絶対に連れていきたい場所の一つとして考えるのが、オレゴンのワイナリー。 (だーれもまだ来る気配はないが)
カリフォルニアのNapaやSonomaとかと比べるとインダストリーの規模は大きく違うだろうけど、オレゴンのワイナリーは美しく、そして そのワインはすごく美味しい!
地元びいきかもしれないけど、カリフォルニアのワインより オレゴンのワインの方が断然美味しいと思う。
本当に日本に住む友達に飲ませたい!

やっぱり赤はPinot Noirよね。レストランでグラスなんかで注文すると めったにいいPinot Noirには出会えないけど。何故だか当たり外れが多い。だから自費の外食の時はほとんど、Cabernetを飲んでいる。 まあまあ普通の価格で、味に極端な違いがなく、好みのフルボディーが味わえるから。

でもワイナリーに行ったら メインはPinot Noirでしょ。オレゴンでPinotを作っていないワイナリーはほとんどないと思う。とってもセンシティブなブドウだから、個性の違いが出やすい。ワイナリーによって 本当に色鉛筆のカラーのように その出来は様々よ。 テイスティングで そのカラーの違いを比べるのが楽しい。美味しいPinotに出会ったら本当に幸せな気持ちになる。

美味しいワインって、なぜ、こんなにも 幸せな気持ちにさせるんだろうね。とっても不思議。

先週行ったPenner-Ashのワイナリーも 非常によかった。

テイスティングして、ワインやワインメーカーの歴史やうんちくを聞いて、テイスティングメニュー以外で、他2種類のワインも注いでもらったりして、すっかりご機嫌だった。
なぜ Penner-Ashを今回選んだかというと、ある記事に、このワイナリーの白ワインが、先日中国の首相が訪米した時に、ホワイトハウスでのディナー用に選ばれた、と載っていたのを読んだから。
とっても庶民的な値段で 1本$30!
コルクトップでなく、スクリュートップのワイン!
てね。

これをどうしても試したかった! 主要人物を迎えるにあたってホワイトハウスが選んだワイン。しかも$30!
嬉しい事にこのワインがテイスティングのメニューの中に入ってた。
これが、めちゃくちゃ美味しかった! 丸くて、柔らかく、ハニーのようなテクスチャーで、それでいて甘くはなく、キレイなドライ感があった。
なんて良心的なのだ! あと数ケースしかない、という言葉に乗せられて1本買っちゃいましたよ。

2014 Oregon Viognier


あと、このViognierも含め、Penner-Ashの白ワインは フランスの白ワインと通ずる味がする。
やっぱりオレゴンの土地と気候が フランスに似ているっていうのが 似たようなぶどうの味を産み出しているのかな。カリフォルニアの白ワインでは思わないもの。 それからワインメーカーも フランス産のワインを意識しているのかもしれない。と勝手に思った。

通常、ワイナリーに行くと、テイスティングの後に、その中で気に入ったワインをグラス、またはボトルで買い、そのワイナリーの暖炉の傍や、テラスや 敷地の芝生などに座り、ゆっくり時間を過ごす。

Penner-Ashは ぶどう畑が見渡せる高台に位置しているので、そこからの眺めは絶景。
大きく開いたテラスの向こうには芝生の敷地が続いていて、そこに腰かけると 温かい春の日差しと風を感じられて本当に気持ちよい。
今日 選んだ一杯は、テイスティングメニュー以外で出してくれたワインのひとつ。ロゼ。

2015 Roseo

ロゼというと 甘いワインを思うけど、これは優しいドライで、ベリーのような香りと甘みが微かにあり、ルビーの輝きを飲んでいるような感じだった。2015と若いけど、変な若さで暴れてる感が全くなく、オトナの女性、という感じだった。

これをグラスで買って、外に腰かける。
この時間が 喜びの時間なんだよね。 友達と行けば、人生の話で盛り上がり、時間が経つのも忘れるよ。



本当にこういうひと時を、日本の友達とも味わいたい。味あわせてあげたい!!と思う。
だから彼らが来たら、絶対連れて来いてあげたいと思うわけ。

http://www.pennerash.com/
是非、Penner-Ashのウエブサイトに行って、その敷地の写真を見てちょーだい。

こんなとこなのよ!!

オレゴンでの ワイナリー巡りにハマっていますー。




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