散歩に行って来た。Louise Hayを聴きながら。
うちのNeighborhoodの Irvingtonから Beaumontまで往復2時間。
Beaumontも住むにはいいエリアだな、と思った。その先で、
Beaumontには墓地がある事を思い出した。
アメリカの墓地の良いところは町中にこんな風に公園のように存在し、おどろおどろした雰囲気がない事。
まあ、それでも怖がりの私は あんまり近辺を歩きたいとは思わないのが通常だとけど、今日は墓地がある所まで足を延ばしてみようと思った。
フェンス越しに墓地を眺める。
墓石が綺麗にメンテナンスされた芝生の上にずらりと立ち並んでいる。
何かを思うとしている自分がいるけど、何の感情も沸いて来なかった。
結局、普通にただ通り過ごした。
Beaumontを折り返して、Irvingtonに戻って来て 立ち並ぶ木々を仰ぎながら、「私はいいとこに住んでるな」って改めて思った。
こんな大木の木々が茂っているエリアに住めるって ラッキーな事だよ。
この大きな木々のお蔭で、Irvingtonを歩くのが 本当に気持ちがいいもの。
One block先に、3人の小さい兄弟と両親が 家の前の歩道の掃除をしていた。
子供達は歩道の真ん中で 拾った木の枝でチャンバラごっこをして遊んでいる。
私がやってくるのを見たお父さんが、子供達にチャンバラごっこを休止して 横に寄り道を空けるようにと声を掛けた。子供達は素直に横に寄り、私が通り過ぎ切るのを待っていた。私が通り過ぎる時、子供達はじーっっ私の顔を見つめている。
キラキラした好奇心の目で。
私がニコリと笑顔でその眼差しに返すと、子供達も万遍の笑顔で返してくれた。
私が通り過ぎた背後でお父さんが、待ってくれてありがとう、また開始していいよ、と子供達に声を掛けているのが聞こえた。
その瞬間、涙が込み上げて来た。
なんだかわからん涙がぐぐぐっと喉の奥から込み上げて来た。
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