辞表を出して4日ほど経った後、MSNのサイトをBrowsingしていた。
日本に一時帰国している友達から、「今成田に向かってるけど、買ってきて欲しい物ない?」とテキストメッセージが入った。
「何にも無い。いいよー。ありがとうー。」と返事をした後、
ある本を紹介しているリンクに目が留まった。
「モバイルボヘミアン」本田直之、四角大輔 作。
旅するように働き、生きるには。
本当に、あと何十年も
今の働き方を続けたいですか?
というフレーズのサブタイトルが付いていた。
本当に、あと何十年も
今の働き方を続けたいですか?
私はそこに食いついた。
そのMSNの記事を読んだら もう衝動的に日本のAmazonのサイトに行き、その本を探し、スクリーンショットを撮って、先の友達に送った。
「空港の本屋でこれ見つけたら買ってきて!」
そして次の日、私はこの本を手にしていた。
ものすごい年月がかかり、ものすごい悩んだけど、ついに会社を辞める事を決断した私。
辞表を出して数日が経つが、「これで良かったんだ」という気持ちがどんどん膨らんでいて、後悔の気持ちが全くない。そんな自分を見て「ああ、良かった」と更に思っている。
取り敢えず今の所、報告した人は皆私の決断を肯定してくれている。
そして、この本!(数時間で一気読み)
まさに私の決断を完全にValidateしている! と思い、ますます嬉しくなってしまった。
この本の著者2名は 元会社員で、今はテクノロジーを利用しながら、自由な生活を基本にやりたい事だけをやりながら、世界を旅し、ビジネスをしている、という人達。
テクノロジーを使いこなしながら、世界中を飛び回る、という彼らのライフスタイルに憧れるというよりも、そういう生活をしながら成功している彼らのPrincipleが、私の決断を、そしてこれからの私の生き方を肯定してくれている、と思った。
Tomoさんの言うこの言葉をまんま彼らも本で述べているのだ。
「お金に対するFearは 人間が創り上げた観念で、本当は存在しない。
人間は元々幸せで、楽しく生きる為に生まれて来るのだから。
好きな事をやればいい。好きな事、楽しいと思う事をやっていれば、それが新しい可能性、Opportunityに繋がって行き、自然とお金も入って来る。だから、心配はいらない。
やりたい事を一つに絞ろうとしなくていい。好きな事、興味のあることをどんどんやっていけばいい。逆に言うと 好きな事、やりた事だけしかやらなくていい。」
彼らはこう言う。
今の働き方を
あと何十年も続けてはいけない
「仕事のために生きるのではなく、本当にやりたいこと(大切にしたいこと)のために生きていい」。
ものすごい反発を受けそうなこのフレーズ。でも、実践している人がいる事を知ると、こちらも勇気が出て来る。アタシもそうだと信じたいから。
彼らは1つの仕事に絞る必要はない、と言う。
好きな事をなんでもやって、「複業」を持てばいい。そうすれば、1つの仕事の契約が切れても、または会社に勤めていて、事業の結果が悪いと給料を下げられても、お金の心配をする事がない、と。
Make sense! And I like the idea!!
「色々好きな事やっていいんです。ひとつに絞る必要ないんです。」というTomoさんの言葉がこだまする。
これが彼らが本で述べる私がAgreeする3つのフレーズ。
寿命ある人間にとって時間は「命」であり「もっとも貴重な資源」。(p77)
全くその通りと、重きに感じる私です。
勘違いされがちだが、ここでいう「クリエイティビティ」とは、音楽制作やグラフィックデザインといった、一流のクリエイター職だけに求められたる特殊能力のことではない。
「ひらめき・思いつき・発想」や、なにかを改善したり、問題を解決する最に必要な「創意工夫」といった、ぼくたちの日々の生活や仕事で当たり前のように使っている、ベーシックな能力のことだ。(p97)
私の「もっとクリエイティブな仕事がしたい!」も この意味合いが大きく含まれている。
「あなたの内なる声を、他人の意見という雑音にかき消されてしまわないようにしてほしい。もっとも大切なことゃ、あなた自身の心と直感に従う勇気を持つこと。あなたの心と直感は、あなたが本来あるべき姿をすでに知っているから」。(p173)
I cannot agree more!
とにかくこの本は、とってもタイミング良く、私の決断をValidateするために、私の手のひらに降りて来たメッセージ、と感動して受け止めてるよ。
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